Q&A

ご利用に関しては、まずご利用方法をご覧下さい。

慶應義塾大学國領研究室で2003年夏からスタートした、ビジネスケース教材をオンライン上で公開するプロジェクトです。現在では主に、國領研究室で学術的利用を目的として開発されたケース教材が自由な利用と流通を目的とし、公開されています。公開にあたっては、クリエイティブコモンズを採用し、ライセンスのもとに行われています。

ライセンスとは、ケース教材を利用するにあたっての利用許諾もしくはルールのようなものです。ライセンスの具体的な中身については、こちらで参照することができます。ライセンスの中身を簡単に要約しますと、

  • ケース教材を用いて自主的な勉強会を開いたり、学校でケーススタディをするなどお金のやりとりが発生しない状況下においては、自由に無償で利用することが出来ます。
  • ケース教材を用いて営利企業内の研修や勉強会で用いる、非営利組織の有料セミナーで用いるなど、お金のやりとりが発生する状況下においては、ケース教材作成費の一部を自己申告制で負担して頂きます。

ここでは、ケース教材はビジネスケースのことを指します。ビジネスケースは、経営の本質を理解するために、ある特定の企業・事業の戦略や業績、現状、歴史的背景などをまとめたものです。ビジネスケース作成は、情報収集、企業からのヒアリング、インタビューなど行い、事実やその背景を網羅的に調べる大変な作業です。

  1. ケース教材のダウンロードなどご利用のプロセスはご利用方法をご覧下さい。
  2. 一般にケース教材は、企業の実態や戦略等を知るために読む、学校の授業で利用する、ケーススタディや勉強会で使用するという利用方法があります。

また、ケース教材の内容の一部を引用する場合や、論文・書籍などで参照する場合には、ケース教材の帰属を示す必要があります。その際には、ケース教材名、作成者を明記してください。

当電子教材配信プロジェクトの目的は、ケース教材の可能な限りの自由な利用と流通を目指すところにあります。ケース教材作成にあたっては多大なコストがかかります。頂いた費用は、作成者の負担を少しでも軽くし、新たなケース教材作成へむけて投資されます。