新生銀行は、ITの戦略的な活用により従来の日本の銀行にはなかったサービスと低コストで柔軟性の高いシステム開発を武器に成長してきたが、他銀行の追随や、顧客の志向が変化したために、リテール部門はここ3年間営業粗利益が毎年減少しており、純利益に至っては、06年度から2年続けて赤字となっており、早期の改善が必要であった。
ケース新生銀行A - ITによって支えられる経営戦略作成年月2008年11月作成者松澤佳郎所属(作成時)慶應義塾大学SFC研究所著作権保持者松澤佳郎