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コープさっぽろ(本部北海道札幌市)は、「宝箱システム」によって取引先に販売時点情報管理(POS)データをオープンにしたことで、品揃えや販売方法に関するカイゼンの知恵が組織の内外から集めることに成功した。バイヤーの勘に頼らず、あくまでPOSデータをもとにした分析によって、デフレの潮流に逆らって価格を上げて売り上げや利益もあげるといった様々な施策が具現化した。宝箱システムの発案者であり、経営破綻しかかったコープさっぽろをV字回復させ、1999年から8年間連続既存店成長という驚異的な実績をたたき出した大見英明氏の立場で、今後の宝箱サービス展開における課題と対策を検討する。
ケースコープさっぽろ作成年月2007年9月作成者小川美香子/白田茜所属(作成時)東京海洋大学大学院/北海道大学大学院著作権保持者應義塾大学・小川美香子